沈黙の音

沈黙の音それに「音」が本当は無いのですが、私は音を聞いていたような感じがしました。

彼と私はよく会話と会話の隙間が出来ていたんです。
・・・と言っても、喧嘩をしたわけではありません。
それが彼と私のペースなんです(笑)

沈黙が重たくないというのは恋愛において大切なことだ
と言いますが、本当にそうだなあと思います。
彼とのその時間は私の心をリラックスさせてもらえる瞬間でもありましたし
彼との心地よい時間を噛み締められる瞬間でもありました。

しかし、その日は沈黙に身をゆだねることが出来ませんでした。
沈黙の音は警告のベルに似たような音だと感じました。
あくまで「感じ」ですから実際に鳴り響いていたわけではありませんが(笑)

沈黙の音はどんどん大きくなっていきました。
そして、その音は私の危機感をあおり始めました。
彼との関係が少しずつ壊れていったのもその頃でした。

彼との関係を考え直す時期が来ているようでした。
私たちの関係は、一緒に居ても居なくても「可も無く不可も無く」という関係になって居ました。
それはマンネリの一種なのかもしれませんね。
何とか新しい風を取り込もうとも思いましたし、彼との時間をもっと大切に扱おうとも思いました。
しかし、彼との関係は壊れていくばかりとなってしまい、お別れすることとなりました。